バナナ酢ダイエットはバナナのカリウムの作用を利用したものです。バナナ酢ダイエットはバナナのカリウムと酢の中のクエン酸との働きで健康によいとされます。
バナナ酢を飲むダイエットが注目されています。ダイエット中の方をはじめ、健康・美容維持にバナナ酢が役に立つそうです。
バナナ酢はバナナが酢になるわけではありませんよ。
バナナには食物繊維を始め、ペクチン、アミラーゼ、たんぱく質、ビタミンB6、ビタミンAそれに
ミネラル類と、バナナには身体にいい成分がたくさん含まれています。
バナナを酢に漬けることによって、こういった成分を酢の中に溶けて出すことでバナナ酢ができます。
バナナ酢の飲み方としては、牛乳100ccにバナナ酢を大さじ1(15cc)くわえると、飲みやすい
ヨーグルト風になります。
お好みで豆乳や野菜ジュースで割ってもよし、ヨーグルトにかけてもいいでしょう。
バナナ酢を豆乳と牛乳とで割って飲む飲み方もあります。
豆乳をさじ2〜3加えるだけでで、さらに味がまろやかになって飲みやすくなります。
ストレートで飲む場合、3〜5倍程度に水でうすめて飲むようにしてください。
バナナはカリウムを豊富に含む食材です。
カリウムがダイエットに効果がある理由は、カリウムは多くの酵素を活性化させる働きを持っています。
したがって間接的にカリウムは筋肉のエネルギー代謝や神経伝達、筋肉の収縮を補助する作用が
あると言われています。
バナナ酢に含まれるカリウムの効果として腸内の筋肉を促進することで便秘が改善されたり、
腎臓における老廃物の排泄を促進したり、むくみをとる働きがあると言われています。
これらの働きからカリウムにはダイエット効果があると言われる場合もあります。
カリウムは、利尿作用に加え脂肪を分解し、さらに水に溶解させる作用があります。
また、バナナには、消化器内をきれいにして便秘を改善するペクチン、糖質を分解するアミラーゼ、
タンパク質の代謝を促進して美肌作りに役立ち、女性ホルモンに働きかけ生理痛や月経前症候群の
症状の緩和に役立つビタミンB6、免疫力を高めるビタミンA、有害な活性酸素の量を調節する
ミネラル類といった有効成分が豊富に含まれます。
バナナ酢に限らず、酢を使ったダイエットが色々あります。
通常は酢を使うダイエットにはクエン酸やアミノ酸を活用します。
特に黒酢には通常の酢の何倍ものクエン酸が含まれています。
酢に含まれている酢酸には、細胞内でエネルギーを作るクエン酸回路を活発にする作用があると
言われております。
したがってクエン酸回路では、エネルギーの原料として脂肪が燃やされるため、ダイエット効果が
期待できるというわけのようです。
体内で脂肪の分解を促進すると考えられている「アミノ酸」は、酢に含まれています。
アミノ酸が豊富な酢を摂れば、糖と脂肪を燃やすクエン酸とのダブルパワーでさらなる効果が
期待できます。
つまり、クエン酸が少ないとエネルギーへの変換がスムーズにすすまず、体脂肪として蓄積されて
しまうのです。
クエン酸が十分にあると、カラダの代謝機能が活発に働き、太りにくい体質になるといわれています。